ダイエット

ローファットvsローカーボ!あなたに合うダイエット法はどっち?

エニタイムフィットネスパーソナルトレーナーの大澤匠です。

ダイエットを始めると「ローファット(低脂質)」と「ローカーボ(低糖質)」のどちらが効果的なのか悩む人も多いのではないでしょうか?

「脂質を減らせば痩せるのか?」「糖質を制限した方がいいのか?」

実際にどちらの方法が向いているのかは、目的やライフスタイルによって異なります。

今回は、ローファットダイエットとローカーボダイエットの特徴・メリット・デメリットを比較しながら、トレーナー視点でどちらがオススメなのかを解説します!


ローファット(低脂質)ダイエットとは?

ローファットダイエットとは、1日の摂取カロリーのうち脂質の割合を低く抑えるダイエット方法です。

✅ ローファットの基本ルール

  • 脂質の摂取量を1日の総カロリーの20~30%以下に抑える
  • タンパク質と炭水化物をしっかり摂取する
  • 低脂質な食品を中心に食べる(鶏むね肉、白身魚、玄米など)

✅ ローファットでおすすめの食品

  • 鶏むね肉、ささみ、白身魚(低脂質&高タンパク)
  • 玄米、オートミール、全粒粉パン(良質な炭水化物)
  • 野菜・豆類・果物(ビタミン・食物繊維)
  • 脂質の少ない乳製品(低脂肪ヨーグルト、スキムミルク)

✅ 避けるべき食品

  • 揚げ物、バター、ラード(飽和脂肪酸が多い)
  • 脂身の多い肉(豚バラ、牛カルビなど)
  • ナッツ類・アボカド・チーズ(適量ならOK)

ローファットダイエットのメリット

✅ ① カロリーコントロールしやすい
脂質は1g=9kcalとカロリーが高いため、脂質を減らすだけで摂取カロリーを抑えやすい

✅ ② 長期間続けやすい
炭水化物をしっかり摂れるため、日常生活のパフォーマンスを落とさずに続けやすい

✅ ③ 筋肉を維持しながらダイエットしやすい
炭水化物を適度に摂取することで、筋トレのパフォーマンスを維持しやすい

ローファットダイエットのデメリット

❌ ① 脂質不足によるホルモンバランスの乱れ
脂質を極端に制限すると、ホルモンバランスが乱れ、肌荒れや体調不良を引き起こす可能性がある

❌ ② 満腹感が得にくい
脂質は満腹感を与える働きがあるため、極端に減らすと空腹を感じやすくなる

❌ ③ 体脂肪が落ちにくい人もいる
人によっては、脂質を減らしても体重が落ちにくいケースがある


ローカーボ(低糖質)ダイエットとは?

ローカーボダイエットとは、炭水化物(糖質)の摂取を制限し、脂質とタンパク質を中心にエネルギーを摂るダイエット方法です。

✅ ローカーボの基本ルール

  • 1日の糖質摂取量を50~150gに制限する
  • 脂質・タンパク質をしっかり摂取する
  • 糖質の多い食品を避ける(白米・パン・砂糖など)

✅ ローカーボでおすすめの食品

  • 肉類・魚類・卵(タンパク質と脂質が豊富)
  • アボカド・ナッツ類(良質な脂質源)
  • オリーブオイル・ココナッツオイル(エネルギー補給)
  • 葉物野菜(糖質が少なくビタミン豊富)

✅ 避けるべき食品

  • 白米・パン・パスタ(糖質が多い)
  • じゃがいも・さつまいも・人参など(糖質が多め)
  • ジュース・スイーツ(砂糖が多すぎる)

ローカーボダイエットのメリット

✅ ① 体脂肪を燃焼しやすい
糖質を制限することで、脂肪をエネルギー源として使いやすくなる

✅ ② 血糖値の急上昇を防げる
糖質の摂取量を抑えることで、血糖値の乱高下が少なくなり、脂肪がつきにくくなる

✅ ③ 満腹感が持続しやすい
脂質をしっかり摂ることで、空腹感を感じにくい

ローカーボダイエットのデメリット

❌ ① 筋トレのパフォーマンスが落ちることがある
糖質は筋肉のエネルギー源なので、トレーニング時に力が出にくくなる可能性がある

❌ ② 継続が難しい
糖質を大幅に制限するため、食事の選択肢が少なくなり、続けるのが大変

❌ ③ ケトフルー(頭痛・倦怠感)が起こることがある
体が糖質エネルギーから脂肪エネルギーへ適応する際に、一時的に体調が悪くなる人もいる。


結局どっちがいい?トレーナー視点のおすすめ!

💡 「筋肉を維持しながら痩せたい!」→ ローファットダイエットが向いている 💡 「短期間で体脂肪を落としたい!」→ ローカーボダイエットが向いている

しかし、どちらの方法も「合う・合わない」があるため、自分の体質やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切!